弊社取扱い除菌剤(ピーズガード)について

———- 成分について ———-
 
ピーズガードは次亜塩素酸ナトリウム製剤(安定型アルカリ次亜水)で、次亜塩素酸水や、一般的な次亜塩素酸ナトリウム消毒液とは性質が異なります。製品より濃度の高い1300ppmにおいても眼・皮膚・経口毒性の試験において安全性を確認しており、また、霧化したピーズガードを吸い込んだ際の肺組織への安全性は、気管内投与試験において確認をしております。
 
厚生労働省が噴霧を推奨できないとした次亜塩素酸ナトリウムは一般的な消毒液のことを指しており、一般的な消毒液はやはり、どれほど薄めたとしても噴霧には適しておりません。また、次亜塩素酸ナトリウムは水道法によるルール上、水道水にも微量ながら必ず含まれております。水道水による加湿が危険であれば弊社製品の霧化も危険と考えなければなりませんが、上記で確認済の安全性と、これまで10年にわたりご提供・ご愛用いただいた実績から、安心してご使用の継続をいただければと存じます。
 
———- 空間噴霧について ———-
 
噴霧によるウイルス除去について、国際的に確立された評価方法は見当たらないとされていますが、例えば弊社が長年関わりのある食品加工場おいては、食品の安全性向上のため、事業者自身が浮遊微生物数を制御するために多くの工夫をなされているものの、その測定方法や浮遊菌数の目安などは法的かつ具体的には示されておりません。
一方、欧州審査委員会は「室内空中浮遊真菌数」に関するガイドラインとして、1あたりの真菌数に基準を設けられており、適切な衛生管理の基準のひとつとして役立てられていると認識しております。
 
弊社としましては、NPO法人カビ相談センター様のご指導・ご協力のもと、空気中の微生物を捕集・測定する「エアーサンプラー」を用いた微生物検査方法にて、場内や室内の空中浮遊菌数の測定を多数の現場で行い、液剤噴霧の前後での菌数の差異を見ると同時に、人的・物的に無害であることも併せて確認し、ユーザー様よりご支持いただいております。エアーサンプラーによる捕集後は培養が必要であるため、ウイルス検査には直接的には結び付きにくいものですが、空気清浄度としての浮遊微生物の測定・管理手法が策定され、より広く行われるべきと印象を持っております。
 
一連の報道や公表された見解においては、断定的な効果論や安全論が目立つようにも見受けられますが、粗製乱造の激しい業界であることからも、ユーザー様には正確な情報が届くこと、適切な製品が届けられることを、業界の一社として願っております。なお、弊社製品は医薬品ではないため、薬機法に基き承認前薬品として、特定のウイルスに対しての効果を標榜しているものではないことも添えさせていただきます。

株式会社ピーズガード